iPhone8やiPhoneXに最初からインストールされているiOS11から新しく採用されたHEIFフォーマット(High Efficiency Image File Format)という画像フォーマットをご存知ですか?
私も以前何かの記事でiOS11で新しい画像フォーマットが採用されるということは知っていたのですが、いざiPhone8で撮影した写真を、Googleフォトからパソコンにダウンロードして確認しようとしたら、上の画像のように見ることが出来ないのでちょっとばかし困ってしまいました。
そもそもHEIFフィアルとは
ざっくりいうと、iOS11やmacOS 10.13 High Sierraでサポートされた写真や動画のファイル容量サイズを抑える新しい高圧縮画像フォーマットで、拡張子は.heicです。
Windowsパソコンで見るには
macOSなら最新バージョンにすればHEIFの画像は特に苦労せずに見れますが、Windowsパソコンだと、ネイティブでサポートされていないので、何もしないと見ることが出来ません。
どうすれば、.heicの画像ファイルを見れるかというと、.heicに対応した画像Viewerソフトをインストールするか、jpegやpngに変換する必要があります。
HEIFの画像をjpegに変換する方法
まず試したのが、jpegへの変換です。
HEIFからjpegへ変換するには、専用のツールが必要で、今回はiMazing HEIC Converterというフリーソフトを利用しました。
iMazing HEIC Converterの画面は、日本語に対応していませんが、直感的な操作でjpegに変換出来ます。
iMazing HEIC Converterを起動すると、下記画面が表示されるので、この画面に.heicのファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。
ドロップし終えると、ドロップしたフィアルのプレビューが表示されます。
FormatのところでJPEGかPNGを選択して、Convertとクリックすると変換が行われます。
Conversion Successfullと表示されれば変換成功です。
Show Filesをクリックして、変換されたフィアルを確認しましょう。
HEIFを変換せずに直接見る方法
HEIFファイルはmp4などと同じように国際標準規格のファイルなので、今後はWindowsパソコンで利用できる画像Viewerソフトでも対応が進んでいくことだと思います。
この記事を書いている2017年9月末時点でも、XnViewというソフトを利用すると、わざわざjpegやpngに変換しなくても拡張子.heicのファイルを表示することが出来ます。
iPhoneの設定を変更してjpegで保存されるようにする
heicファイルは高画質且つ高い圧縮率というメリットがありますが、従来同様iPhoneのカメラで撮影した写真をjpegで保存するには、設定のカメラにあるフォーマットから設定を互換性優先に変更することで対応できます。