ここ1ヶ月ほどサムソンのスマートフォンである「Galaxy Gear S2 Classic」を購入して試してみたので、今回はそのレポートを書きたいと思います。
Gear S2 Classicの化粧箱と中身一式
Gear S2には通常版というものがありますが、日常使いやビジネスの現場で使いやすい時計チックなデザインのクラシックの方を今回は購入しました。
Gear S2 Classicのデザインと各種機能
Gear S2 Classicは他のスマートウォッチ同様その機構上少し厚みがあるが、バンドを変えることが出来るので、自分の腕に合わせることが可能になっている。
最新スマートウォッチ Gear S2 classic #How toムービー【アクセサリー:クラシックバンド交換編】
本体の裏面には心拍数などを測定するセンサーが付いているのも他のスマートウォッチと同様だ。
Gear S2 Classicのディスプレイは、360×360ドットの有機ELが採用されていて、外での視認性も良好だった。
OSには、Androidではなくサムスンなどのメーカーが独自に開発を進めてきた、Tizenが使われている。
これによって、時計のベゼルを回してメニューが表示されるという独自のUIが実現されている。
このベゼルを回して機能を変えるUIはかなり快適でつい何もなくてもベゼルを回してしまうぐらいでした。
今後のスマートウォッチのUIとしてスタンダードになる可能性を秘めていると思います。
Gear S2はAndroidスマホとBluetooth接続して使います。
最新スマートウォッチ Gear S2 #How toムービー【ウォッチフェイス設定編】
専用のアプリであるGear ManagerをインストールすることでGear S2の時計盤デザインを変えることが可能です。
クロノグラフ風デザインにしたGear S2 Classic
通知機能
Gear S2の使い方として1番多く使ったのが通知機能です。
スマホに届いたEメールやTwitterからのメッセージ、各種アプリからの通知がGear S2に通知されます。
スマホをバックなどに閉まっていてもBluetoothの無線電波が届く範囲であれば、Gear S2が振動して通知してくれるのですぐに気づきます。
また、Gear S2ではニュースを見ることも出来ます。
しかし、正直この小さな画面でニュースは読む気にはなりません。
バッテリーの持ち具合
アップルウォッチのようにスマートウォッチでは電池の持ちが悪く1日しか保たないような製品もあります。
しかし、Gear S2は普通に使っていれば3日はもつので充電の手間はそれほどかかりません。
また、充電が無線で可能になっているのも特徴です。
スマートウォッチの使い方は世の中的にもまだ試行錯誤段階
Gear S2という製品に関しては特にベゼルを回すUIが快適でしたし、通知機能も便利でした。
しかし、これは別にGear S2に限った話ではないと思いますが、正直1ヶ月利用してみて何万円も出して購入する物ものではないと思いました。
お金に余裕がある人なら嗜好品として買うのはありだと思いますが、スマホを持っていれば事足りることなわけで、あえてスマートウォッチを購入する理由が見当たりません。
本格的な普及には、スマホに取って代わるような何かがないと難しいかなと実際に使ってみて思いました。