日本のキャリアから販売されているスマホでもXperiaを中心にAndroid6.0 Marshmallowへのアップデートが徐々に進んでいます。
Android 6.0 Marshmallowの新機能については下記記事を見てもらえればと思うのですが、今回はAndroid 5以前はアプリで可能だったキャッシュクリアがAndroid6.0では出来なくなっている点について紹介します。
Android 6.0ではアプリによるキャッシュ削除が出来ない
アンドロイドにはiOSとは違ってメモリやキャッシュ削除系のアプリが純正アプリストアのGoogle Playにたくさんあります。
私が使っているCCleanerもその1つです。
アンドロイド5まではCCleanerなどのメモリやキャッシュ削除系アプリでスマホに貯まったキャッシュを削除・除去することが出来ましたが、Android 6.0からはサードパーティ製アプリに、その権限を許しておらず削除出来なくなっています。
Android 6.0でキャッシュを削除する手順
そもそも基本的にはキャッシュを削除する必要はありません。
しかし、動作が不安定だったり、長い期間使用していて、容量を圧迫してきた場合などにはキャッシュを削除したいものです。
しかし、Android 6.0では上で述べたようにアプリでのキャッシュ削除は出来ません。
そのため、基本機能から行う必要があります。
まずは、設定を開いて、その中の「ストレージとUSB」をタップします。
そうすると、キャッシュデータとしてどれだけ容量を使っているかが分かります。
私の場合だと、872MB使っている状態でした。
キャッシュデータというところをタップします。
すると、「キャッシュデータを消去しますか?」というポップアップメッセージが表示されるので、OKをタップします。
これでキャッシュの削除は完了です。
キャッシュとして使われていた容量が削減されたことが分かります。
操作自体については、ここまで紹介したように特に手間取ることなく非常に簡単ですので、Android 6.0にアップデートした端末やプレインストールされているスマホを使っている方で動作不安定だなとか、遅いなと思った方は試してみてください。