新築建売の戸建て住宅を購入したのですが、一戸建てでテレビを見るには新たにアンテナを設置するか、JCOMなどのケーブルテレビに加入する必要があります。
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私は以前までのマンションに住んでいたので、アンテナは共用設備として利用できたので気にすることが無かったのですが、一戸建ての家だと自分で色々と用意しなければならない物があります。
アンテナ設置業者は沢山ありますが、その中でネット上で比較的施工に関して評判が良かったのが今回利用した電翔さんです。
電翔の口コミや評判としては、料金は高いけど、施工というか工事がちゃんとしているといった内容が見受けられました。
今回実際にアンテナ工事を電翔にお願いしたので、実利用者の体験談をお届けしたいと思います。
電翔の口コミや評判
電翔のアンテナ工事についての口コミや評判をネットで確認してみました。
アンテナ工事ということもあってか、中々口コミ情報は少ないのですが、殆どは高評価な口コミでしたね。
電翔は関東から東海、そして関西エリアまでの工事を対応していますが、会社の本社は埼玉県にあるということで、地元企業に頼みたいという声もありました。
アンテナ工事を依頼する時って大体急いでいる時ですよね。電翔のアンテナ工事は早くて丁寧という口コミがありました。
今回実際に私も電翔にアンテナの設置工事を依頼したのですが、問い合わせへの回答も早かったし、工事日もすぐに決まりました。
電翔の口コミで多いのが丁寧な作業ですね。これは実際に工事を頼んでみても感じたところです。
電翔以外の業者と比較した口コミもありましたが、やはり電翔の工事に関する評判は良いですね。
電翔のアンテナ工事対応エリア
電翔の工事対応エリアは以下のようになっています。
- 関東<東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬>
- 東海<愛知・三重・静岡>
- 関西<大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山>
以前までは関東のみでしたが、今は東海地方や関西地区も対応しています。
電翔に工事を依頼してから工事が完了するまで
見積もり依頼と見積金額の回答
電翔のHPにあるメール問い合わせから、アンテナ工事について問い合わせを行い、見積もりを行います。
問い合わせフォームの必須事項を入力して送信した後に、電話で工事についての説明や見積金額についての説明がありました。
今回私の場合は、電翔に地デジアンテナとBSCSアンテナの設置工事をお願いするつもりで問い合わせを行いました。
デザインアンテナから最新のユニコーンアンテナ、そして従来からある八木式アンテナ3種類の見積結果は以下のようになりました。
金額は全て10%の消費税込みでブースター込です。
今回私は神奈川県に住む事になったのですが、神奈川県の場合、電波はスカイツリーか平塚テレビ中継局からの電波受信となります。
この電波をどこから受信するかでも費用が変わるという事でした。
具体的には、デザインアンテナを利用する場合、平塚からの電波受信だと上記金額に加えて5500円上乗せされるとのことでした。
また、ユニコーンアンテナに関しては平塚からの電波では使えず、スカイツリーからの電波のみ受信できるという事でした。
以前からある八木式アンテナは、スカイツリーも平塚テレビ中継局からの電波も受信できます。
今回は神奈川県の例でしたが、お住まいの地域によって変わってきますので、問い合わせの際に希望のアンテナが使えるか聞くと良いでしょう。
最終的には現地での確認で利用できるアンテナタイプは変わります。
HP記載の金額よりも高い理由
上記見積金額を見ると、電翔のHPに記載されている金額よりも大分高いと感じるかと思います。
電翔のHPに記載されている金額は、本当に最低限の工事で行われる例を掲載しているので、ブースター代や高所作業費が含まれていません。
アンテナ工事を安くしたい場合は、相見積もりをするのも一つの手ではあります。
相見積もりするなら、電翔と並んで比較されるアンテナパンダに見積もり依頼してみましょう。
現場確認及び工事日程の調整
電翔からの電話で見積金額を聞いたら、現場確認日と工事日程の調整を行います。
この段階では訪問日と午前か午後までの指定となります。
訪問日前日に担当者から、当日来る時間帯について連絡が別途あります。
現場確認と最終見積、そして当日工事実施へ
アンテナ工事当日、作業担当者1名が来られてまずは電波の受信状態を確認します。
私の場合は、若い男性の方が担当でした。
梯子を使って屋根上に登りスカイツリー及び平塚からの電波受信強度等を確認されました。
結局うちの場合は、スカイツリーにしろ、平塚テレビ中継塔にしろ電波が弱くデザインアンテナとユニコーンアンテナは使えないという事で、八木式アンテナとなりました。
確かに近隣住宅を見渡しても新しめの家でも結構巨大な八木式アンテナが立っていたので、電波が弱い予感はしていたんですよね。
そして、スカイツリーからの電波受信状況は良く無いということで、平塚からの電波を受信するアンテナ向きになるとのことでした。
スカイツリーからの電波が受信出来ないので、アニメが豊富な東京MXが見れないことになります。
東京MXが見れないと同居人に伝えると、発狂していましたが、そんな人が多いのか工事担当者の方もMX見れないですけど、このまま工事に進んで良いですか?とわざわざ確認されました。
しかし、選択肢が無い以上は仕方ありません。
東京MXが見れない代替手段は考えるとして、見積金額に変更が無いことを確認して工事をしてもらうことにしました。
工事自体は1時間ほどで完了。
屋根上へのアンテナ設置工事が主でしたが、一部浴室天井裏でも作業されてました。
ブースターの設置を行っていたようですね。
浴室の天井には配線関係が集まっている住宅が多いです。
その後、各部屋にあるアンテナ端子での電波受信状況と、家にある1台のテレビで受信設定値の最適化を行ってノイズが画面に表示されないように調整されていました。
工事完了報告書と保証性の確認
工事完了すると、上記アンテナ工事完了報告書兼保証書が渡されます。
以前の住まいでは視聴出来た東京MXと千葉テレビはバツとなっていて、受信出来ない事が明記されています。
その他、送信塔やアンテナと室内での受信感度、アンテナの設置場所などが記載されています。
電翔のアンテナ工事は5年間の保証が付いていますが、これは電翔側の施工ミスが要因の場合に有効となる保証なので、あまり有効性はないかと思います。
請求書の確認で分かる分配器のボッタクリ費用
最終的に電翔のアンテナ工事でかかった費用は10%の消費税込みで9万2200円でした。
内訳としては、アンテナ工事費用が8万7800円と地上波とBSCSを分配する分配器費用の4400円となっています。
分配器については、一般的に売られている価格よりも高い事は承知の上でお願いしましたが、後からAmazon同型品の価格を調べたら1000円以下だったので、かなりボッタクられたなと感じましたね。
これからアンテナ工事される方は分配器は自分で用意した方が良いですよ。
アンテナ工事料金の支払いはPayPayも可能
電翔のアンテナ設置工事費用は現金以外にPayPayで支払う事もできます。
工事日程の調整の際に、電翔の担当者から当時の支払い方法について聞かれていたのですが、その時にPayPayで払える事を知り、PayPayで払いますと伝えました。
支払い方法は、工事当日でも施工者に伝えるので、その時に現金かPayPayを選ぶことも出来ます。
現金よりもPayPayで払った方がポイントも貯まりますし、PayPayのキャンペーンも活用できればアンテナの工事費用を実質安くできます。
私の場合は、特にPayPayのキャンペーンが無かったので、通常のPayPay支払いとなり0.5%分のPayPayポイントが還元されました。
結局のところ電翔にアンテナ工事を依頼して良かったか?
アンテナ設置後、地デジは勿論のことBSやスカパーの放送も問題なく視聴できています。
施工自体もスムースだったので、作業自体は良かったと思っています。
一方で費用面については、分配器のボッタクリもあったので少し高い印象があります。
時間に余裕がある方は、アンテナパンダなど他の業者と相見積もりするを良いでしょう。
ただ、工事費が安いところに依頼して、結局テレビの視聴に不満があるような事態になったら最悪なので、個人的には電翔に依頼して良かったかなと思っています。
分配器だけは、自分で用意すべきだったなと反省しています。
また、アンテナ自体も事前にふるさと納税で入手しておくと、更に費用を安く抑えることが出来たなと感じています。
しかし、新築の一戸建てだと今回のテレビアンテナのように色々と工事をしたり、設備を準備する必要があると実感しました。
マンションだと用意されている洗濯機の下にある防水パンも戸建てだと無かったりします。