FREETELから発売されたガラケーのような折りたたみ型2画面スマホ「MUSASHI」を早速購入してみました。
FREETEL 折りたたみ型スマホMUSASHI開封の儀
MUSASHIはその名のごとく2つの液晶画面を搭載し、更に2つのSIMカードが装着できる仕様になっています。
早速製品を取り出して、電源を入れてみますが、いっこうに電源が入りません。
充電しようとしても、充電されません。
いきなり不良品を掴まされてしまったか!と思ったら、バッテリーが装着されていないだけでした(汗)
MUSASHIの背面カバーを開けると、このようになっています。
マイクロSIMカードが2枚挿せるデュアルSIM仕様になっています。
更にその横にはマイクロSDカードを装着できるようになっているので、容量を気にする必要もないですね。
バッテリーの容量は2000mAhと最近のスマホとしては小さいです。
格安SIMを2枚挿して、電源を入れます。
すると、普段見慣れないSIMカードのセットアップ画面が表示されました。
2枚挿しているSIMカードのうちどちらかを指定して使う仕様のようです。
まずはデータ通信としてどちらを使うか指定します。
次に通話時に使うSIMを選択します。
通話に関しては、その都度確認するという選択肢もあります。
SMSなどのテキストメッセージについてもどちらのSIMを使うか選択できます。
2つの液晶ディスプレイを持つスマホ
FREETELのMUSASHIには2つの液晶ディスプレイがあります。
デザインとしては折りたたみ型携帯になっていて、折りたたんだ状態だと普通のスマホのようにタッチして使うことになります。
逆に開いた状態では、ガラケーのようにキーで操作することが出来ます。
当初、キーでした操作できないのかと思っていたのですが、この状態の時でもディスプレイをタッチしてスマホのように操作できます。
これは、Android用アプリがタッチ操作を前提に作られていることがあり、キーパッドだけで全ての機能が利用できるわけではないからだと考えられます。
ガラケーとのサイズ比較
FREETELのMUSASHIを購入しようとしている方は、ガラケーからスマホへ移行しようとしている方が多いと思います。
そこで気になるのは操作性とサイズ感ではないでしょうか。
サイズ感については、折りたたみ型のガラケーと比較してみました。
このようにガラケーよりも一回り以上MUSASHIは大きいです。
大人の男が片手で操作するのがギリギリです。
サイズ感としては片手で操作するのはギリギリですが、重量があるため、正直片手での操作は厳しいと感じました。
短い時間であれば、問題ありませんが、片手でメール打ったりするのは厳しいです。
このあたりは実際に手にとって確認されてから購入判断することをお勧めします。
SIMのAPN設定は幅広く用意されている
MUSASHIはSIMフリースマホなので、色んな格安SIMを挿してデータ通信や音声通話が出来ます。
FREETEL自体が格安SIM会社なので、初期状態ではFREETELやメジャーどころ数社の設定しか用意されていないものだと思っていたのですが、かなり多くの格安SIMについて初期状態でAPN設定が用意されていました。
これなら、格安SIMを挿して煩わしい設定をする必要は殆どないでしょう。
尚、MUSASHIで使えるのはNTTドコモの回線を使っているSIMとなります。
auやソフトバンク、ワイモバイルのSIMカードは使えません。
FREETEL MUSASHIのスペックとベンチマーク結果
MUSASHIは2万円弱で購入できる格安SIMです。
そのため、スペックとしては低スペックの格安スマホとなります。
また、MUSASHIは液晶画面を2つ搭載するなど、CPUやメモリ以外の部分にコストがかかっており、昨今の格安SIMの中でもスペックは低めになっています。
具体的にはCPUがクアッドコアの1GHz,メモリは1GB、記憶容量は8GBとなっています。
ベンチマークアプリとして有名なGeekbench3に測定したところ下記の結果となりました。
この数値は、2,3年前くらいのスマホと同等レベルの性能であることを示しています。
これらはあくまでベンチマークの結果です。
実際に操作した感じでは、ブラウザーでのネットサーフィンやX(旧Twitter)などではもたつく感じはしませんでした。
ガラケー時代の機能
個人的ガラケーを利用していた時に必ず利用していたのが、電源のOn/Offを指定時刻で行うという機能。
これがMUSASHIにも備わっています。
バッテリー容量が少ないので、こういう機能で夜中なんかは電源OFFにしておくと、電池の持ちが良くなりそうです。
FREETEL MUSASHIのカメラ機能
MUSASHIのカメラは800万画素、F値が2.2のレンズとなっています。
MUSASHIと1インチのセンサを持つPanasonicのCM10で撮影した写真を並べてみました。
上がMUSASHIで撮った画像、下がPanasonicのCM10で撮った画像です。
*どちらもリサイズ処理をしています。
まとめ
個人的には既にすっかりスマホの操作に慣れているので、昔のガラケーのようにキーパッドを使っての操作は中々難しいものがあります。
ただ、現在ガラケーを使っている方がこのMUSASHIを手にとってみた時の感想はまた別のものとなることでしょう。
価格も2万円弱と手が出しやすい価格ですから、このMUSASHIをきっかけにスマホに移行する人もいるのではないでしょうか。
もし、こんな操作はキーパッドでどんな感じですかといった質問などがあれば、確認して、またこのページでレポートしたいと思います。