iPhoneをiOS15にアップデートしてから異様にバッテリーの消費が激しい事に気づきました。
平日は仕事で日中iPhoneに触ることは昼休みぐらいしか無いのですが、夕方自宅に戻ってくるとバッテリー残量が30%程度まで減ってます。
iOS14までの時は50%以上の残量だったので、iOS15にアップデートして何かアプリがバッテリー食ってるのかなぁと色々調べてみたのですが、ようやく原因が分かりました。
iOS15でiCloudバックアップがモバイル通信でも可能になった
iOS15にアップデートしてからiPhoneのバッテリーが異常に減る原因は、iCloudのバックアップ設定です。
iOS15ではiCloudバックアップでモバイル通信経由でのバックアップが可能となっています。
このモバイル通信経由でのバックアップ機能ですが、iPhoneやiPadのモデルによって設定項目が出る出ないがあります。
具体的には以下の条件を満たすとモバイル通信経由のバックアップオプションが表示されます。
- 5GをサポートしているiPhoneやiPadのモデルを使っている
- ドコモやKDDI、ソフトバンクに楽天モバイルといった5G通信事業者を利用している
私のケースでは、iPhone12を使っていて、通信業者としてソフトバンクの格安回線であるLINEMOとNTTドコモの格安ブランドであるahamoを使っています。
この2つは、それぞれ5G通信が利用できます。
iCloudバックアップのモバイル通信経由でのバックアップは、iOS15にアップデートした初期状態ではONになっています。
これをOFFにすると、iPhoneのバッテリーが異常に減る現象が改善されました。
モバイル通信経由でのバックアップということは、データ通信量も消費するので、月々のデータ通信量が少ないプランを契約している場合は、データ消費も異常になっている可能性があります。
iOS14まではiCloudバックアップにモバイル通信経由のバックアップ設定は無い
iOS14までは、iCloudのバックアップ設定にモバイル通信経由でのバックアップについてのオプションはありませんでした。
これはAppleの公式サポートページも見てもモバイル通信経由バックアップについて記載が無いことから分かります。
一方でiOS15においては、利用環境においてモバイル通信経由のバックアップ項目が表示される旨が記載されています。
iOS15の新機能について、色々と紹介されている記事を読んでますが、iCloudバックアップのモバイル通信経由については見当たらなかったので、他にもこういった細かい新機能が色々とありそうですね。