先日の記事では280blockerという有料アプリを使ってSafariでの広告ブロック機能について解説しましたが、今回はiPhoneやiPadで広告をブロックして非表示に出来る無料アプリについて紹介したいと思います。
無料で利用できるiOS版広告ブロックアプリのレビュー
老舗の1Blocker Legacy
1Blocker Legacyは広告非表示だけなら無料で使えます。
広告非表示以外の機能はアプリ内課金となっています。
実際に1Blocker Legacyを使ってみると、グーグル以外のヤフーなどの広告も非表示になりました。
しかし、一方で問題もいくつか発見されました。
例えばFerretさんの記事を見ると、デザインがめちゃくちゃになってしまっています。
更にWordPressの人気無料テーマ「Stringer」の作者であるEnjiさんのブログを見てみると、グーグル広告部分が空白になってしまっていて、こちらも閲覧性がよろしくないです。
これは他のサイトも同様です。
これが280blockerの場合は、Ferretさんの記事もデザインが崩れる事なく表示されますし、ブログもグーグル広告部分が空白が無い状態で表示されます。
「280blocker : コンテンツブロッカー280」をApp Storeで
日本人開発者のAdFilter
AdFilterは、Google AdSenseだけでなくa8などアフィリエイト広告もブロックできます。
ただ、アフィリエイト広告のブロックはバナー広告のみで、アフィリエイトのテキストリンクはブロックできません。
また、広告だけでなくSNS関係のシェアボタンを非表示にできる他、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析からの追跡もブロック可能となっており、個人情報に敏感な人にとっては良い選択肢となりえます。
AdFilterを有効にして、いくつかのサイトを閲覧してみましたが、基本的にはほとんどの広告がブロックされていて、見た目上も問題ありませんでした。
AD Eraser
最後に紹介するのはAD Eraserです。
実際に利用してみた感じですが、AdFilterよりもより強力に広告が非表示になっていました。
ただ、広告ブロックに特化しているため、AdFilterのようなアクセス解析のブロックはできません。
無料広告ブロックアプリのお勧め
いずれも無料広告ブロックアプリも広告を非表示するという意味では満足できるものでした。
これらの中から一つを選ぶとしたら、機能が豊富なAdFilterです。
広告ブロックだけでなく、多種多様なアクセス解析ツールもブロックする機能が無料で利用できるのは中々ありません。