Appleから発売された第2世代の「iPhone SE」
巷では、iPhone SE2と呼ばれるこのモデルは、iPhone8の筐体デザインやパーツを引き継ぎつつ、最新のCPUセットを搭載することで、カメラ機能以外については、iPhone 11に匹敵する性能を獲得しています。
日本国内でも、従来同様SIMフリーモデルがアップルストアをはじめビックカメラでも販売されていますが、日本と同じ型番A2296を採用する香港や台湾のオンラインストア(ETORENなど)でも販売が開始されています。
海外版のiPhone SE2を購入する目的
海外版のiPhoneが注目集めたのは、昔は日本国内にSIMフリー版のiPhoneが売られていなかったのが要因でした。
その後、日本でもSIMフリーiPhoneが普通に売られるようになりましたが、今でも海外版のiPhoneは根強い人気があります。
それは、相変わらず国内モデルについては、Apple純正カメラのシャッター音を消すことが出来ないためです。
サードパーティ製のカメラアプリを利用すれば、日本のiPhoneでもシャッター音をミュートすることは可能ですが、それではiPhoneカメラ本来の性能を発揮できません。
iPhoneのカメラは、Apple純正のカメラアプリを使って初めてそのポテンシャルを最大限発揮します。
特に、「iPhone SE2」では、シングルレンズカメラながら、ポートレート撮影を可能にしていますが、これは高速なA13チップを活かしたAppleのソフトウェアによって実現しています。
そんなApple純正のカメラアプリを使う上で邪魔なのがシャッター音です。
海外版のiPhoneでは、従来からシャッタ音を消音することが可能でした。
そして、今回のiPhone SE2でも海外版はシャッター音を消すことができます。
ただ、海外版のiPhone SE2を使う上で気になる点があります。
iPhone SE2の海外版A2296は技適ありでシャッタ音が消せる!
海外版のiPhone SE2を使う上で気になるのが、日本の技適認証があるのかどうかです。
これについては、engadgetさんが昨日公開した下記記事で、日本と同じ型番A2296が使われている香港版で技適認証があることを確認してくれています。
さらに詳しく
型番A2296は、日本や香港、台湾など数多くの国で採用されているグローバルモデルとなっています。
そして、当然ながら海外で販売されているA2296モデルのiPhone SE(2020)は、純正カメラアプリを使った場合にシャッタ音を消音できることをengadgetさんの記事で解説してくれています。
日本語対応オンラインストアのEtorenでA2296が販売開始
シャッタ音が消せることが分かった海外版のiPhone SE2ですが、現在の状態では海外に買いに行くことは出来ません。
そのため、海外(主に香港系列)の家電販売オンラインストアで購入することになります。
私が個人的に使ったことがあるオンラインストアは、日本語対応している ETOREN でA2296モデルのiPhone SE(2020)を販売しています。
さらに詳しく
ETORENは日本語対応しているので、ETORENで売られているiPhone SE2がA2296モデルなのか、日本語で問い合わせをして回答を得られている状況です。
Etoren以外で日本語対応しているSIMフリーiPhoneの販売で知られているのがエクスパンシスです。
こちらもiPhone SE2は販売ページに掲載されているのですが、在庫が無い状況のため購入することが出来ません。
以上のように、海外版iPhone SE2は、日本国内と同じ型番のA2296モデルを購入すると、技適ありでシャッター音を消すことができます。
モバイルSuicaなどのおサイフケータイ機能やApple Payの挙動については、まだ未検証部分がありますが、海外版のiPhone8では問題なく使えたことから、iPhone SE2も問題なく使える可能性が高いでしょう。