ガジェット好きにはお馴染み香港のEXPANSYS(エクスパンシス)で海外版SIMフリーのiPhone SEを購入しました。
iPhone SEの販売価格だけでいえば、国内版の方がお得な場合もありますが、海外版のSIMフリーiPhoneは標準カメラアプリのシャッター音やスクリーンショットの音が無音・消音できるので一定の需要があります。
iPhone SEをEXPANSYSで購入する方法
まずはEXPANSYS SIMフリーiPhoneにアクセスします。
iPhone SEを「カゴにいれる」か「PayPalでチェックアウト」をクリックします。
今回はPayPalでの購入手順をご紹介します。
尚iPhone SEには複数の型番がありますが、A1723を購入するようにしましょう。
なぜA1723かというと、日本国内で販売されているのがA1723だからです。
お勧め配送業者と配送に要する時間
次に配送業者を選択します。
ヤマト運輸かFedExからの選択となります。
以前別のギャラクシーS7をEtorenで購入した際、配送業者がFedExだったのですが、時間指定が出来なかった上に再配達の連絡も電話でしか出来ず、更に再配達の時間指定も融通がききませんでした。
また、FedExはヤマト運輸と違って後日関税の請求が来るので、請求書を持ってコンビニに支払にいく手間も発生します。
そのため、個人的にはヤマト運輸の方が配達時間をネットで指定出来たりするのでヤマト運輸を指定するようにしています。
尚、FedExの方が配達が早いようですが、今回4月20日(水)の23時に注文して、届いたのが4月23日(土)の朝だったので実質注文して2日後には届いているのでヤマト運輸でも十分ではないかと思います。
EXPANSYSでの代金の支払い
利用規約/ご利用ガイドの内容に同意するにチェックを入れて、「PayPalでチェックアウト」をクリックします。
すると、PayPalでの支払画面となります。
まずは、配送先を確認しましょう。
日本語担っている場合は、「変更」をクリックしてローマ字の配送先に変更しましょう。
ローマ字表記の住所が登録されていない場合は、PayPalのマイページで住所としてローマ字表記のものを登録しておきましょう。
配送先と支払方法が確認し終わったら「同意して続行」をクリックします。
すると、下のように配送先の再確認が行われますので、問題なければ「Pay」というボタンを押します。
これで注文完了となります。
自分のメールアドレスにも注文確認メールが届いていることを確認しましょう。
注文確認メールは以下のような文で送られてきます。
**様
この度は御注文を頂きまして、誠にありがとうございます。If you cannot read this email, please ENCODE it to unicode(UTF-8)(もしこのメールが文字化けしている場合はエンコードをしてunicode(UTF-8)に変更してください。)
オーダー番号は以下となります。こちらはお問い合わせを頂く際に必ず必要となります。
****-****-****オーダーに関しましてご質問がある場合は以下までお手数ですがご連絡をお願いいたします。
カスタマーサービス-営業時間 午前10時~午後7時(土日祝祭日はお休みとなります) 電話番号:******(IP電話)
メールアドレス:jp-sales@expansys.comこちらのリンクよりオーダーの状況が確認できます。:
http://www.expansys.jp/tracking.aspx?ref=*****
その後、商品が発送された段階では「EXPANSYS Shipped order - JP」というタイトルメールが送られてくるので、メール内のリンクから配送状況を確認することが出来ます。
この度はeXpansysをご利用頂き、誠にありがとうございました。
ご注文(****)の発送処理が完了されました。
これより梱包作業を行い準備が出来次第、倉庫より出荷となります。Fedexでの発送をお選び頂いている場合:
数時間以内にFedexより追跡番号が記載されたメールが届きます。そちらより発送状況をご確認下さい。 また、弊社の「オーダー追跡ページ」 よりFEDEXのウェブサイトにジャンプ致しますと、 お客様のオーダーの追跡が可能です。ヤマト運輸での発送をお選び頂いている場合:
弊社の「オーダー追跡ページ」よりヤマト運輸のウェブサイトにジャンプ致しますと、 お客様のオーダーの追跡が可能です。オーダーの追跡は出荷日の夜11-12時頃から可能となりますのでご了承下さい。 ***なお、ヤマトをお選び頂いているお客様は、日本の税金を商品受領時に配達スタッフをお支払い頂きます。
EXPANSYSで買い物した場合の消費税や関税の支払
EXPANSYSで購入したSIMフリーのiPhoneが日本に届くと、ヤマト運輸からメール連絡があり、そこに消費税・関税の支払額が記載されています。
メールの内容は下のような文面となっています。
今回購入したiPhone SEの16GBモデルの価格は5万5200円だったのですが、それに対してかかる消費税・関税は2500円でした。
EXPANSYSのウェブサイトでは販売価格の60%に対して消費税がかかると書かれています。
その場合だと、55200×0.6×0.08=2650円となるはずなのですが、いつもこの計算より数百円低い金額が請求されます。
計算式が間違っているのかもしれません。
この度はクロネコヤマト国際宅急便をご利用いただきありがとうございます。 お客様のお荷物は輸入国到着後、輸入手続きを終了し、お客様のお宅へ お届けする為の最終準備に入っております。お届け時、代金をお支払いただく お客様へは下記にて明細をご案内いたします。 なお、交通事情等により、お届けに遅れが生じる場合がございますので、 予めご了承下さい。◆お届け時お支払いただく金額
商品代金 0円
運賃 0円
関税等 2500円
合計金額 2500円
ということで、海外版のSIMフリーiPhone SE 16GBモデルを購入するのにかかった金額は5万9100円でした。(2016年4月時点の情報)
海外版SIMフリーiPhone SEを購入するメリット
EXPANSYSで海外版のiPhone SEをわざわざ購入するメリットとしては、純正カメラアプリのシャッター音が無音・消音できるということが挙げられます。
国内で販売されるスマートフォンは日本の規制上、カメラのシャッター音が無音にならないように制御されており、そのために無音を謳ったサードパーティ製のカメラアプリがアプリストアに存在しています。
無音を謳ったサードパーティ製のカメラアプリで撮影した写真の画質に満足出来ない人やスクリーンショットの音を無音にしたいという人の一部が海外製のSIMフリーiPhoneを購入しているのです。
海外版のiPhoneを購入する際の注意点
これはiPhoneに限った話ではありませんが、海外版のiPhoneを購入する場合に注意する点があります。
1つは技適マークがあるかどうかです。
技適マークとは?
国内で認証されているかどうかのマークの1つで、技適マークが無いスマートフォンを国内において電波を発することは違法行為となります。
そのため、海外からスマートフォンを購入する場合には技適マークがあるかどうかは非常に重要な確認事項ということとなります。
今回EXPANSYSで購入した香港版のSIMフリーiPhone SEには技適マークがありました。
尚、アメリカ版のSIMフリーiPhone SEの一部には技適マークがありませんので注意して下さい。
iPhone SEには複数の型番があり、国内で販売されているのはA1723というものになります。
今回EXPANSYSで購入した香港版のSIMフリーiPhone SEの型番も国内で販売されている物と同様にA1723です。
そのため、技適マークについては心配していませんでした。
アメリカで販売されているSIMフリーiPhone SEにはA1662とA1723,A1724というモデルがありますが、A1662というモデルには技適マークがないようです。
オークションのヤフオクではアメリカ版のSIMフリーiPhone SEとしてA1662が出品されていたりしますが、オークションで購入する際は型番にも注意しましょう。
国内と海外とで販売されている容量が異なります
EXPANSYSでは、iPhone SEが発表された当初と変わらず16GBモデルと64GBモデルが販売されていますが、日本国内のアップルストアでは32GBモデルと128GBモデルが販売されています。
即ち、海外と日本とで販売されているモデルの容量が異なるのです。
そのため、128GBも要らないけど32GBとだと心もとないという方は、64GBモデルがある海外版を購入するという需要もあります。
香港版iPhone SE開封の儀
ヤマト運輸で香港のEXPANSYSから輸送されてきたダンボール、消費税・関税額が貼られています。
ダンボールを開封し、衝撃吸収材を取り除くと香港版SIMフリーiPhoneが登場です。
本体は当たり前ですが、国内版と違いはありません。
続いて付属品です。
イヤホンは同じですが、充電用のアダプターは形状が異なります。
なので充電には付属のLightningケーブルをUSB接続して充電することになります。
殆ど利用することは無い注意書きも当然日本語ではありません。
化粧箱の裏面にはA1723という型番が表記されています。
iPhone SEのベンチマーク結果
Geekbench 3を使ったiPhone SEのベンチマーク結果は以下の通りです。
使っているCPUなどが同じなので当然ですが、iPhone6sと殆ど同じスコアとなっていました。
カメラのシャッター音とスクリーンショット音が無音であることを確認
純正カメラアプリで撮影してもマナーモードならばガシャという音はなりませんし、同じくスクリーンショット音もガシャという音はしませんでした。
格安SIMやワイモバイルのSIMでの利用も確認
NTTドコモ系の格安SIMやワイモバイルのSIMでアクティベーションやデータ通信できるのを確認しました。
エクスパンシスでの在庫は僅か
技適ありでiPhoneの標準カメラアプリで撮影した時のシャッター音が無音で利用できる海外版のiPhone SEですが、発売から年月が経過したこともありエクスパンシスでの在庫も少なくなっています。
尚、エクスパンシスの競合であるETORENでは、既にiPhone SEの在庫は無い状況となっていますので、A1723モデルの海外版iPhone SEが欲しい場合は、在庫が無くなる前に購入しましょう。
楽天モバイルで海外版iPhone SEが購入可能
先程は海外通販サイトで技適マーク有りのiPhone SEを購入する方法について解説しましたが、海外通販が心配な方は楽天モバイルで購入する方法もあります。
データSIMとセットで購入することも可能ですが、通話SIMとのセット購入だと海外通販サイトのEXPANSYSよりも安く購入できます。
また、端末の保証についてもAppleCareに加入することが出来ます。