「iPhone X」では地味にセキュリティが向上しています。
特に新しい顔認証機能を利用したセキュリティ対策が施されています。
ロック画面で他人にメッセージを読まれないようになった
具体的には、iPhone8までだとロック画面に表示される通知に、LINEのメッセージやTwitterの返信メッセージの一部が表示され、だれもが見ることが出来ました。
また、通知メッセージをスワイプすることで、本人に成り代わって返信すら可能でセキュリティ上の問題を抱えていました。
それが「iPhone X」だと顔認証が通過していない状態だと、ただ単にメッセージが何件来ているかしか情報が表示されないようになりました。
Face IDの顔認証を通過すると、従来同様にLINEやX(旧Twitter)などのメッセージが通知内容に表示されます。
今まで、ロック画面に通知内容が表示されるのが嫌だった場合、通知自体をロック画面に表示させないように設定するしかありませんでした。
今回の「iPhone X」からはFace IDによる顔認証機能によってスマホを本人が見ているか判断できるので、このような通知機能の改修が行われ、より便利になりました。
iOS11インストールしたiPhone8でも通知のメッセージ非表示可能
ロック解除しないと、通知内のメッセージが見えない機能はiPhone Xだけの機能だと思っていたのですが、その後、手持ちのiPhone8でも設定を変えることで通知のメッセージをロック解除するまでは非表示にできることが分かりました。
設定方法ですが、[設定]-[通知]を開きます。
その中にプレビュー表示という項目があるので、そこをタップします。
すると、通知のメッセージ内容などのプレビュー表示を常にするか、ロックされていないときだけ表示するか、いついかなる時も表示しないかの3通りから選ぶことが出来ます。
ロックされていないときのみプレビュー表示にすると、指紋認証してロック解除した時だけ、通知内のメッセージが表示されるようになります。