頭文字D(イニシャルD)の主人公「藤原拓海」
頭文字Dの作者しげの秀一先生が今連載している公道自動車レース漫画がMFゴーストです。
そしてこのMFゴーストには、頭文字D(イニシャルD)に登場していた高橋啓介やいつきなど何人かの人物が登場していて、間接的ではありますが藤原拓海についても語られています。
藤原拓海のその後
藤原拓海がプロジェクトDのダウンヒルエースとして戦ったその後の経歴はどうなったのか?
MFゴースト第3巻の25話「悲運のラリースト」で語られています。
WRCドライバーへ
藤原拓海は、プロジェクトDでの戦いが終わった後、20歳で単身海を渡り、英国の国内ラリー選手権に参戦します。
ラリードライバーになったんですね。
英国選手権では、グラベルラリーに弱点を抱えながらも、舗装路を走るターマックラリーでは無類の強さを発揮し、参戦3年目にはチャンピオンを獲得します。
あまりの速さから、英国人からはフライングジャンというニックネームを付けられます。
その後、WRC(世界ラリー選手権)にスポット参戦し、ついにはトヨタと契約してWRCフル参戦契約を獲得するところまでいきます。
WRCフル参戦目前の大事故で消息不明
しかし、WRCシーズン開幕前のテストでマシンのドライブシャフトが破損するトラブルが発生し、マシン諸共谷底に落下し大怪我を負います。
その結果、長期の入院とリハビリを余儀なくされ競技生活を引退します。
現役引退後は、関係者との交流を絶ったためなのか、その他の理由のためか消息不明となります。
イギリスのレーシングスクールで講師を務める
消息不明から10年。
MFゴーストの主人公「カナタ・リヴィントン(日本語名:片桐夏向)」がイギリス時代のレーシングスクールで師事を受けていたのが「藤原拓海」であったことが明らかになります。
これは、カナタのレース中に明らかにされる訳ですが、レース解説を努めていた小柏カイも驚きを隠せない状態でした。
小柏カイは、MR2を駆って藤原拓海と勝負した過去があることは頭文字Dを読んでいる読者であればご存知でしょう。
藤原拓海の最新状況
プロジェクトDの戦いが終わった後の藤原拓海については、以上のようになります。
MFゴーストでは、カナタ・リヴィントンに対する藤原拓海の教えなど、様々なところ拓海についての言及があります。
今後ストーリーが進んでいく中で拓海の登場があるのか気になるところです。