日本初となる4G(LTE)&3Gの同時受信機能が付いたSIMフリースマートフォンであるMoto G4 Plus。
購入して早速数日使ってみたのでその使用感をレビューしていきたいと思います。
Moto G4 Plusが購入できるお店
Moto G4 PlusはAmazon、ビックカメラ、ソフマップ、コジマで購入することが出来ますが、出荷量が少ないためか発売直後から8月の今日に至るまでこれらのショップでは品切れ状態で、再入荷もままならない状態となっています。
もし欲しいからは在庫を見つけたら即購入するのをオススメします。
また、既に在庫があって、価格も日本で購入するより8000円ほど安く買えるのが海外のSIMフリースマートフォンを扱うEtoren です。
日本語で購入できるので、特に手続きなどに手間取ることもないので、早く安く欲しい人には向いているサイトです。
格安SIMとのセット販売
格安SIMとのセット販売に関しては、楽天モバイル、DMM Mobile、BIGLOBEがMoto G4 Plusを取り扱っています。
SIMと一緒の購入を検討している方はこれら3社の中から選ぶことになります。
Moto G4 Plusのスペックを確認
Moto G4 Plusの基本スペックは以下のようにミドルハイエンドのスペックとなっています。
Moto G4 Plusにはメモリが2GBのモデルと3GBモデルがありますが、価格差が数千円しか違わないため、3GBモデルを購入した方がいいです。
カメラについては、実際に撮影した画像を後ほど掲載しています。
- OS:最新のAndroid 6
- ディスプレイ:5.5インチのフルHD解像度
- CPU:Qualcomm Snapdragon 617 1.5GHz 8コア
- メモリ:メモリは2GBモデルと3GBモデルがあります。
- ストレージ:16GBモデルと32GBモデルがあります。
- 拡張性:microSD(最大128GB)
- リアカメラ:F値2.0 1600万画素 レーザーオートフォーカス
- フロントカメラ:500万画素
- バッテリー容量:3000mAh
- 重量:約155g
- SIMサイズ:Moto G4 Plusは2枚刺せますが、どちらも最近は少ないマイクロSIMサイズ
- センサー:加速度センサ / ジャイロスコープ / 近接センサ / 環境光センサ / 指紋認証センサ
- 端子サイズ:microUSB
- Bluetooth:V4.1
- Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)
Moto G4 Plusの外観と実際の使用感
それでは実際にMoto G4 Plusの製品を見ていきます。
箱はこんな感じで、モトローラのロゴとレノボのロゴがあります。
開封。
液晶面には主な機能が描かれたフィルムが貼ってありました。
Moto G4 Plusについている付属品は、ACアダプターとイヤホン、USBケーブルとマニュアル類です。
Moto G4 Plusの背面は樹脂製のカバーになっています。
最近はFREETELのSAMURAI REIにしろ、HuaweiのP9 liteにしろ3万円台でも金属筐体を採用して高級感を表現してきていますが、Moto G4 Plusは従来通り樹脂製です。
樹脂製なので手で持っても滑りにくいです。
端末の下部には充電用のマイクロUSB端子があり、その横にはカバーを外すための引掛け部分があります。
カバーを外すと、マイクロSIMのスロットが2つとSDカードのスロットが1つ挿せるようになっています。
バッテリーは外せません。
最近のSIMサイズはナノSIMが殆どだと思います。
マイクロSIMを採用している機種なんかでは、サイズ調整するためのアダプターは使用しないようにマニュアルで謳っていることが殆どですが、Moto G4 Plusは最初からアダプターが用意されているのでその心配は必要ありません。
指紋認証用のセンサーはディスプレイの下に配置されています。
ディスプレイが消えれている状態で、端末を動かすと下のように「長押し」という文字と指紋のマークが表示されて指紋認証を促します。
指紋認証を用いると、いちいちロック解除する手間が省ける仕様になっています。
Moto G4 Plus最大のメリットである4G&3Gの同時受信機能
この記事を書いている時点では日本国内ではMoto G4 Plusだけが可能なのが4G(LTE)と3G通信の同時受信です。
これまでのデュアルSIM端末はありましたが、片方は2Gの通信しか出来ないため日本国内ではデュアルSIMの意味がありませんでした。
それがこのMoto G4 Plusでは4G(LTE)と3G通信の同時待受が可能なので、音声通話用のSIMとデータ通信用のSIMとを別々に用意することでコストパフォーマンスの良い運用が可能となります。
例えば、音声通話用には高速通信は不要なので、128kbpsの低速通信しか出来ない安いSIMを契約し、高速通信用には音声通話不要のSIMを契約することでランニングコストを削減することが出来ます。
今回は手持ちのワイモバイル(音声通話SIM)と月500MB未満まで0円で利用できるSo-netの0SIMを挿してセットアップしました。
音声通話で使うワイモバイルのSIMでは高速通信も可能ですが、今回はテストなので、モバイルデータ通信にはNTTドコモ回線を使うMVNOであるSo-netの0円SIMを設定しました。
セットアップが終わると、下のように3Gと4Gのマークが右上に表示されます。
Moto G4 Plusのカメラ画質
海岸沿いの夕焼けをMoto G4 PlusとソニーXperia X Performanceで撮影した写真を並べてみました。
上がMoto G4 Plusで撮影した写真で、下がXperia X Performanceで撮影した写真です。
ブログに掲載する都合上リサイズしていますが色の表現が異なることが分かります。
次はお昼の時間帯にちょっとした山の上から海を撮影した写真です。
こちらも上がMoto G4 Plusで撮影した写真で、下がXperia X Performanceで撮影した写真になります。
個人的にはXperia X Performanceで撮影した写真の方が好みです。
ピュアAndroidに近いUIとプレインストールアプリ
Moto G4 PlusはAndroid7.0(仮称)にもアップデートすることが謳われているだけあって、Nexusのように素のAndroidに近いUIとなっています。
また、メーカ独自のアプリも非常に少ないです。
Moto G4 Plusは買いか?
Moto G4 Plusは日本初となる4G&3Gの同時受信機能があり、非常に魅力的な端末ですが、同じ機能が搭載されるASUSのZenfone3の国内販売を見極めてもいいかなとも思います。