iPhoneやAndroidスマホで産経新聞の紙面が無料で全て読める産経新聞アプリが11月末から12月にかけて終了することになりました。
産経電子版のリリースにともない、無料で閲覧できる産経新聞iPhone版は、速報を中心とした新アプリ「産経プラス」に生まれ変わります。また、産経新聞Android版はスマートフォンでの産経新聞の無料閲覧を終了します。
産経新聞アプリについて
これまで長い間、NTTドコモ、au、ソフトバンクの国内大手3キャリアから販売された画面サイズが7インチ未満のスマホに限定して当日の産経新聞(購読料1,575円)とサンケイビジネスアイ(購読料945円)の紙面が全て無料で読むことができるという太っ腹なアプリでした。
一部SIMフリースマホでも産経新聞アプリは無料で利用可能だった
昨今浸透している格安のSIMフリー端末では利用できませんが、キャリアが販売しているスマホと同じ型番のSIMフリースマホであるiPhoneやNexus5Xなどであればキャリア契約に関係なくワイモバイルや格安SIMでも利用することが出来ていたため重宝している方も多かったと思います。
https://www.zbuffer3dp.com/entry/nexus5x-sankei-free-newspaper
しかし、iPhoneのAppSotreやAndroidのGooglePlayストアで産経新聞アプリの説明をちゃんと読まずに利用している方もいて、7インチ未満なのに無料で読めないなどの批判レビューも数多くあがっていてサービス提供者から見たら恐らく悲しいであろう状況でした。
確かにキャリアから販売されている7インチ未満のスマホという制限は分かり難い面はありました。
キャリアから販売されたスマホに限定しているのは、キャリアもしくは端末メーカーと何らかの収益分配契約があったのかもしれませんね。
なにわともあれ、結局無料で提供していたも利用者からの評判が良くなかったのか、広告収益が上がらなかったのか理由は分かりませんが、紙面全てを無料で読めるアプリが無くなってしまうのは残念です。
代替の手段
産経新聞は読めませんが、日経新聞や日経MJであれば紙面が100%ではないですが、大部分を無料で読める方法があります。
証券口座を開設しなければならないという手間がありますが、無料で新聞の紙面を見たいという方は参考にしていただければと思います。
ネットの時代になって情報はなんでもかんでも無料で手に入るとつい我々は思ってしまいますが、メディアはコストをかけて取材を行い、情報提供しているということを我々視聴者もしっかり理解して便利なアプリを利用したいところです。