ソニーのノイズキャンセリングありワイヤレスイヤホンとAirpodsを両方使ってみた感想

ソニーのWF-1000X
ソニーのWF-1000X

ソニーのノイズキャンセリングありのワイヤレスイヤホン「WF-1000X」を購入して約1ヶ月間使用してきたので、それまで10ヶ月以上使ってきたAppleのAirpodsと比べて使用感はどうなのかレビューしていきたいと思います。

遮音性を含めた音質

まず音質ですが、これまで10ヶ月以上ずっとairpodsを使ってきた身としては、ソニーの「WF-1000X」を使った瞬間に違いを実感しました。

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「WF-1000X」の方がairpodsに比べて素人でも音質が良いことを実感できるほど違いがあります。

「WF-1000X」を使ってしまうと、もうairpodsの音質には満足できないほどです。

次に遮音性ですが、「WF-1000X」には完全ワイヤレスイヤホンとしては2017年11月時点で唯一ノイズキャンセリング機能が搭載されているため、比べるまでもなくソニーのワイヤレスイヤホンの方が良いです。

airpodsは、音楽を聴いていても外の音が聞こえるほど遮音性が悪いです。

2019.10.30追記)ノイズキャンセル機能付きのairpods「AirPods Pro」が発売されました。

【10/31発送】AirPods Pro

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遮音性が悪いことは安全面では良いのですが、電車通勤の中などでは他の雑音なども聞こえてしまうため、音楽に集中できませんでした。

それが、ソニーのワイヤレスイヤホンだとノイズキャンセリング効果によって、外の雑音が抑えされるので、音に集中できます。

「WF-1000X」を購入した理由は、ワイヤレスイヤホンでノイズキャンセリングがあることだったので、これは期待通りの使用感でした。

「WF-1000X」の弱点は音の遅延

音質については、「WF-1000X」に満足しましたが、動画を視聴している過程で弱点を発見しました。

それは、音の遅延があることです。

私の場合音楽を聞くのがメインなので影響は殆ど無いのですが、通勤などで動画視聴やゲームをする場合に、「WF-1000X」を使うと音の遅延がかなり気になります。

そのため、動画やゲームでの利用を想定している人は、現状避けた方が無難です。

使い勝手を比較

携帯性について

ワイヤレスイヤホン自体は、airpodsに比べてソニーの方が大きいですが、耳へのフィット感でいえば「WF-1000X」の方が良いです。

airpodsとwf-1000xのイヤホン比較
airpodsとwf-1000xのイヤホン比較

ただ、フィット感をよくするには、標準で付いているイヤーピースを変えて調整する必要も人によっては発生します。

ソニーのワイヤレスイヤホンのイヤーピース
ソニーのワイヤレスイヤホンのイヤーピース

airpodsと「WF-1000X」共に、持ち歩く時は充電機能を持ったケースで持ち歩くことになります。

このケースがairpodsは非常にコンパクトなのですが、それに比べるとソニーのワイヤレスイヤホンのケースの方はかなり大きいです。

airdpodsとソニーワイヤレスイヤホンのケース大きさ比較
iPhone8とairdpodsとソニーワイヤレスイヤホンのケース大きさ比較
airpodsケースは手の指に収まるぐらい小さい
airpodsのケースは手の指に収まるぐらい小さい
ソニーのワイヤレスイヤホン格納ケースは手全体に収まるぐらいの大きさ
ソニーのワイヤレスイヤホン格納ケースは手全体に収まるぐらいの大きさ

一応ジーンズのポケットには入りますが、歩く時に邪魔に感じます。

冬場などはコートのポケットに入れたりするので邪魔に感じることは無いと思いますし、カバンに入れて使うならば問題はないです。

ただ、個人的に困っているというか慣れないのがケースを開ける時に前後が分からないことです。

充電用のUSB端子が無い方が開くのですが、中々慣れません。

イヤホン単体での曲送り

iPhoneでairpodsを使っていると、airpodsをダブルタップするだけで曲送りが出来たり、停止することが出来ます。

それに対して、ソニーの「WF-1000X」ではイヤホン側の操作だけでそういうことは出来ません。

やはりこの辺はiPhoneとの組み合わせにおいてairpodsの方が、使い勝手において勝ります。

耳から外すと自動停止するairpods

iPhoneとの組み合わせにおいてairpodsの使い勝手は最強なのですが、それは、airpodsを耳から外すだけで音楽が停止するというところにも現れています。

ソニーの「WF-1000X」だと、耳からワイヤレスイヤホンを外しても音楽は流れたままです。

ただ、耳から外してケースに戻せば音楽は自動で停止するので、実質それほど違いは感じないです。

WF-1000Xはケースに収納すると自動停止する
WF-1000Xはケースに収納すると自動停止して、充電が始まる

バッテリー残量の確認方法

ワイヤレスイヤホンのバッテリー残量確認においては、ソニーの「WF-1000X」の方が便利だと感じました。

なぜかというと、スマホのホーム画面上にバッテリー残量が表示されるからです。

sonyのWF-1000Xはスマホ画面でバッテリー残量が確認できる
sonyのWF-1000Xはスマホのホーム画面でバッテリー残量が確認できる

Airpodsはホーム画面上ではバッテリー残量が確認できないので、これは地味に便利です。

イコライザー設定

ソニーの「WF-1000X」にはiPhone用、Android用の専用アプリ「Headphones Connect」が用意されています。

Sony | Headphones Connect

Sony | Headphones Connect

  • Sony Corporation
  • ユーティリティ
  • 無料

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スマホと「WF-1000X」がBluetooth接続された状態で、このアプリを起動するとイコライザーの設定を変えることが出来ます。

イコライザー設定がアプリから可能
イコライザー設定がアプリから可能

ノイズキャンセリングの設定

イコライザー同様に、専用アプリ「Headphones Connect」を利用することで、ノイズキャンセリングの効果を変えることが出来ます。

ノイズキャンセリングを効かせた状態
ノイズキャンセリングを効いている状態

外音取り込みに設定を変えると、ワイヤレスイヤホンをした状態でも外の音が聞こえやすくなります。

外の会話などが聞こえやすくなる
外の会話などが聞こえやすくなる
外の会話だけでなく、走行音なども聞こえやすくなる
外の会話だけでなく、車の走行音なども聞こえやすくなる

このように専用アプリ「Headphones Connect」でノイズキャンセリングの効き具合を調整できるのですが、いちいちアプリを開いて設定を変えるのは面倒です。

ただ、「WF-1000X」では左側のワイヤレスイヤホンについているボタンを押す度に、ノイズキャンセリングのモードを順次切り替えることが出来るので、音楽を聴いている際はもっぱらこのボタンを押しながらノイキャンの調整をしています。

左側イヤホンの電源ボタンでノイズキャンセリング設定変更
左側イヤホンの電源ボタンでノイズキャンセリング設定変更できる

バッテリーの保ち具合

AppleのAirpodsは公称値で最大5時間バッテリーが持つのに対して、ソニーのワイヤレスイヤホンの方は公称値で最大3時間と短いです。

実際、普段の通勤で使っていてもAirpodsを使っていた際は、殆どバッテリー残量を気にすることはありませんでしたが、ソニーの方はスマホのホーム画面に確認できることもあって、バッテリー残量が減っているなと実感できるぐらい違いはあります。

ただ、どちらも充電できるケースで持ち運びするので、1日使う上では殆ど気にする必要はないです。

ワイヤレスイヤホンが光らないので目立たない

Sonyのワイヤレスイヤホンが光っている状態
Sonyのワイヤレスイヤホンが光っている状態

個人的にワイヤレスイヤホンをいくつか使ってきて、気になるのがイヤホンが定期的にピカピカ光るところです。

シャイというか他人の目線が気になるので、電車の中で自分の耳からピカピカ光っているのが他人の目障りになっているのではないかと気になってしまうんです。

Airpodsはそういった面では、イヤホンに光る要素がないので安心です。

対してソニーの「WF-1000X」は、イヤホンの先端にLEDに組み込まれていて、充電時は赤く点灯します。

そして、ケースから取り出した時は青く点灯するのですが、耳に装着して使い始めると消えるので日常使いでは気にならないです。

両方使ってみた感想とコストパフォーマンス

AirpodsとソニーのWF-1000Xの価格を比べると、ソニーの方が5000円ほど高いです。

もしあなたがAndroidスマホを使っているならば、迷いなくソニーのノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンの方がコストパフォーマンスは良いです。

ただ、iPhoneを使っている人の場合は、使い勝手という面ではAirpodsの方が圧倒的に良いので悩みどころです。

もっと音質が良い物にしたい、通勤時の遮音性に困っている、解決したいという方はWF-1000Xを買っても満足することが出来ると思います。

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