月額275円という非常に低価格でトランクルームに荷物を預けられる「サマリーポケット」を利用して3年以上経過しました。
今回はサマリーポケットを実際に使ってみた感想を踏まえながら世の中の評判や口コミについて解説していきます。
サマリーポケットに関する世の中の口コミや評判
サービス利用する上で気になるのが口コミなどの評判です。
どんなサービスでも良い評判と悪い評判はあるものですが、おサマリーポケットについてはどうでしょうか?
肯定的な口コミ
サマリーポケットは単純に預けるだけでなく、預けたものをクリーニングに出せるのも特徴です。私自身も夏物や冬物を預けた後はクリーニング依頼を出していますが、これは便利ですよ。
他の意見としては、引越し時の利用が便利という口コミがあります。引っ越しの際にその場で捨てるかどうか判断に迷ったりする物や、引越し先の部屋によっては一時的にサマリーポケットに荷物を預けるという使い方はありだと思います。
逆に引っ越しを機に捨てる場合で、家電製品など粗大ゴミとして出さないといけない物は、リネットジャパンの宅配回収が便利です。
他の口コミでは、お金をかけて荷物を預けるのに抵抗があるという口コミもあります。私もサマリーポケットに初めて預ける際はコスト面は気になりました。
預ける前に断捨離するのは前提ですが、それでも荷物が収まらない場合はサマリーポケットの利用はコスパに優れるかと思います。
カスタマサポートの対応が最悪という評判
サマリーポケットの評判について、一時期カスタマサポートの対応が最悪という口コミが複数見受けられました。
私自身3年以上サマリーポケットを使ってますが、カスタマサポートに問い合わせるような事態になったことが無いので、サポート対応については判断出来ないのですが、もしかしたら特定のサポート対応の人が対応悪かったのかもしれませんね。
ただ、カスタマサポートの対応が最悪だと、サービス事態が良くても評判も下がってしまうので改善して欲しいところです。
サマリーポケットの利用方法と実際に使ってみた感想
今回私が利用したのは、預けた物が1点1点写真で管理できるスタンダードプランのレギューラーボックスです。
預けるまでの流れとしては以下の3ステップとなります。
- 申し込み
- 送られてきたダンボールに預ける荷物を詰める
- 集荷を依頼して、送る
申し込み
まずは申し込みを行います。
iPhone用またはAndroid用のスマホアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリを開いて「今すぐボックスを取り寄せる」をタップして、必要なダンボールの量を入力して、申し込みを行って下さい。
スマホが無い場合やアプリを使いたくない場合は、スマホやパソコンから下記サマリーポケットのウェブページにアクセスして、「新規登録(ボックス取り寄せ)はこちら」というボタンを選択します。
次に、先程紹介したプランの中からどのプランを利用するのか決めて、送ってもらうダンボールの数量を指定します。
料金は送ってもらうダンボールの数量で決まるので、必要最低限の数量にしましょう。
今回私はスタンダードプランのレギューラーボックスを1個申し込みました。
次に、サマリーポケットの料金を支払うためのクレジットカード情報を登録します。
続いて、先程指定したボックス(ダンボール)をいつ自宅に送ってもらうかの日時の指定を行います。
この時に、ボックスの集荷日時も指定可能です。
私の場合は、申し込み時点では集荷に来てもらう都合の良い日時が決められなかったので集荷日時は指定せずに、"あとで集荷依頼"をするを選択しました。
"あとで集荷依頼"にした場合の集荷依頼方法については、後で解説しています。
クーポンまたは招待コードを持っている場合は入力します。
持っていない場合は、空欄のまま次へ進むを選択します。
最後にこれまで入力してきた内容に間違いがないか確認します。
申し込み内容に間違いがなければ、それで申し込みを行います。
送られてきたダンボールに荷物を詰める
申し込みから最短翌日にはサマリーポケットから荷物を詰めるためのダンボールが送られてきます。
送られてきたダンボールには、荷物を詰めた後に送るための伝票が添付されています。
送り先や、こちらの住所などは印字済みなので自分自身で何かを記入する必要は殆どありません。
送られてきたレギューラーボックスのダンボールを組んで、中に預ける物を入れていきます。
サマリーポケットに預けられない物
サマリーポケットから送られてきたダンボールに荷物を入れる際の注意点として、預けられない物があります。
一般常識的に預けるものではありませんが、念の為以下に記載しておきます。
- 現金、通帳、切手、印鑑やクレジットカードなど貴重品に分類されるもの
- ライターやマッチ、塗料などの可燃物
- 農薬や化学薬品などの危険物
- 食料品
その他保存環境など気になる点はサマリーポケットのFAQを御覧ください。
https://pocket.sumally.com/#faq
レギューラーボックスに詰め込めた量
今回私はサマリーポケットのレギューラーボックスに、当分不要となるダウンジャケットなど冬服を詰め込みました。
詰め込んだ量ですが、合計で10着ほどで、ダウンジャケットが5着、ダウンベストが3着、セーターが2着という内訳です。
個人的な感想として、レギューラーボックスでもかなり入る印象です。
サマリーポケットに預ける荷物を詰め込んだら、ダンボールをガムテープで閉じて、集荷依頼を行います。
集荷依頼は当日も可能
集荷依頼はサマリーポケットのスマホアプリを使って行います。
アプリをインストールして、申込み時に登録したIDとパスワードでログインします。
アプリ内のメニューから集荷の申し込みを選択します。
そうすると下記画面が表示されるので、集荷の日時を指定します。
集荷日時の指定ですが、私が4月22日にアプリで指定を行おうとしたら、指定できるのは3日後の4月25日からでした。
それでは困るので、当日集荷してもらうために、直接ヤマト運輸に連絡をして当日集荷してもらうことにしました。
尚、クロネコヤマトのクロネコメンバーズだとネットから当日の集荷依頼も出来るので非常に便利ですよ。
ヤマトの集荷依頼をしたら、サマリーポケットから送られてきていた伝票をダンボールに貼って待つのみです。
集荷が完了したらアプリで連絡
集荷に来たヤマト運輸にサマリーポケットのダンボールを無事渡したら、サマリーポケットのアプリから当日発送の報告を行います。
「当日発送の報告を完了する」を選択すると、下記メッセージが表示されます。
ヤマト運輸に荷物を渡していたら"はい"を選択してください。
以上で、サマリーポケットへの入庫手続は完了です。
発送してから約1週間で入庫状況が反映される
ダンボールを送ってから約1週間後(土日休日含む)、サマリーポケットから入庫の連絡がありました。
今回私の場合は、1点1点写真で管理されるスタンダードプランを利用したので、入庫後に写真撮影が行われ、アプリで預けた品物が表示されるようになりました。
ダウンコードも990円からクリーニングできる
サマリーポケットのスタンダードプランだと、預けた衣類などをクリーニングに出すこともできます。
今回私は冬物のダウンジャケットやダウンベストなどをトランクに預けたのですが、そのうちの何点かをクリーニングに出すことにしました。
ちなみにクリーニングの料金は品物に関係なく一律となっています。
※一部高級ブランド品は別料金です。
サマリーポケットのクリーニングにはスタンダードコースとプレミアムコースの2種類あります。
スタンダードコースは1品あたり990円で、一般的なクリーニング内容となります。
クリーニング料金がスタンダードコースは620円から990円に、プレミアムコースが880円から1276円に値上げされました
それに対して、プレミアムコースは、1品あたり1276円でアクアプラスと呼ばれる汗など水溶性の汚れも除去するクリーニングを行います。
アクアプラス自体は、他のクリーニング店などでも取り扱っている手法で、サマリーポケット特有のものではありません。
今回はダウンジャケットをプレミアムコースで1点クリーニングに出すことにしました。
街なかにあるクリーニング店やネットの宅配クリーニングでもダウンは1点あたり2000円から2500円近くしますが、それが620円でできるのはちょっとお得な気分です。
クリーニングの出し方は簡単で、写真一覧からクリーニングに出すアイテムを選択して、クリーニングを選択し、クリーニングのメニューを選択するだけです。
一般的なトランクルームとの違い
サマリーポケットを利用すると、一般的なトランクルームのように自分で荷物を持っていく必要がありませんし、なにより低額かつ少量から預けることができるので使い勝手が非常にいいです。
類似サービスとの違い
サマリーポケットの類似サービスとしてカラエトがあります。
料金等も類似していますが、細かいところで違いがあります。
個人的に違いを感じている点としては、以下の2点です。
- 専用のダンボール以外でも預けられる
- 専用のフリマサービスがあり、不用品をタダで譲渡できるので、不用品の処分で便利
特に不用品を他の方に譲渡できるのは便利です。
サマリーポケットの料金体系
サマリーポケットは、預けられるダンボールの大きさや、オプション料金によって月額の費用が変わってきます。
最も安いエコノミープランは中身を見られない安心感もある
月額275円から利用できるのがエコノミープランです。
エコノミープランは、ダンボールの中身を写真撮影しないので、中身を見られたくない時にも使えます。
エコノミープランはクリーニングのサービスは利用出来ません。
レギューラーボックスとラージボックスというダンボールの大きさで料金がそれぞれ異なります。
- レギューラーボックス(幅38cm × 奥行38cm × 高さ38cm):月額275円
- ラージボックス(幅68cm × 奥行47cm × 高さ35cm):月額484円
スタンダードプランは中身を1点ずつ写真撮影して管理できる
続いて紹介するのがスタンダードプランです。
預けられる量はエコノミープランと同じなのですが、預けた荷物を1点ずつ写真で管理することができます。
写真撮影するため、中身を見られることになります。中身を見られたくない場合はエコノミープランを利用しましょう。
エコノミープランだと預けたのがどういったものなのか、大雑把にしか分からないのに対して、スタンダードプランだと1点1点後で分かるようになっているという違いがあるわけです。
写真管理する分、料金はエコノミープランに比べて若干高くなります。
- レギューラーボックス(幅38cm × 奥行38cm × 高さ38cm):月額330円
- ラージボックス(幅68cm × 奥行47cm × 高さ35cm):月額605円
- アパレルボックス(幅60cm × 奥行38cm × 高さ20cm):月額330円
また、スタンダードプランだと、横幅が大きいアパレルボックスというダンボールに荷物を詰め込むことも可能となっています。
ブックスプラン
最後に紹介するのがブックスプランです。
これはその名の通り、本を預けるプランです。
月額440円でレギューラーボックスよりも少し小さい(幅35cm × 奥行33cm × 高さ29cm)大きさのダンボールに本を詰め込んで預けることが出来ます。
そして、預けた本の表紙やタイトルが一覧で確認できるようになっているので、どんな本を預けているのか後で分かるようになっています。
預けた物を取り出す際にかかる費用
サマリーポケットで預けた物を取り出して、自分の所へ郵送してもらうのにかかる費用は、各BOXのサイズによって下記のように異なります。
- レギューラーボックス:1100円
- ラージボックス:1320円
- アパレルボックス:1100円
- ブックスボックス:1100円 ※1冊から取り出す場合は352円から可能
サマリーポケットの料金をお得にする方法
サマリーポケットの料金支払いはクレジットカードが基本ですが、サマリーポケットカード経由でチャージしたポイントでも支払いができます。
サマリーポケットカードはAmazonで売っていて、1%分のAmazonポイントが還元される他、Amazonギフト券で購入できる点がメリットです。
Amazonギフト券をクレジットカードで購入するとクレジットカードのポイント還元以外に、Amazonポイントの還元もあるので、トータルで3重ものポイント還元を受けることが可能です。
サマリーポケットカードをAmazonギフト券で購入して使ってみた感想
サマリーポケットに大事な物は預けない
サマリーポケットは、低価格なトランクルームとして便利な一方で注意点もあります。
それは、傷ついたりしたら困るような大事な物やシワができたりしたら困るような服は預けないということです。
サマリーポケットは、月々数百円の低価格サービスであり、そこに対して高品質なサービスを期待するのは見当外れです。
大事な物を預けるならば、それ相応のコストを払って適切なサービスを選ぶべきだと考えましょう。