お風呂で防水タブレットを使い始めて2年以上が経過しました。
お風呂に入りながらDAZNでスポーツ観戦したり、プライム・ビデオやNetflixなどで動画を楽しむのが日課となっています。
最初は、iPadを防水ケースに入れて使っていたのですが、ケースの出し入れたタッチの反応がいまいちで、今は防水タブレットを使っています。
防水タブレットの比較
防水タブレットのスペック比較表
防水タブレットについて、発売日が新しい順に並べたのが下の表になります。
製品名 | 発売日 | 防水レベル | 画面サイズ |
dtab d-51c | 2022年11月 | IPX5/IPX8 | 10.1 |
SH-T01/dtab d-41A | 2020年9月 | IPX5/IPX8 | 10.1 |
NEC LAVIE Tab E TE710 | 2020年1月 | IPX3 | 10.1 |
Lenovo Yoga Smart Tab ZA3V0031JP | 2019年10月 | IPX2 | 10.1 |
dtab Compact d-02K | 2018年8月 | IPX5/IPX7 | 8 |
arrows Tab F-02K | 2018年2月 | IPX5/IPX8 | 10.1 |
HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp | 2017年12月 | IPX7 | 10.1 |
恵安 KWP10R | 2017年8月 | IPX5 | 10 |
LG Qua Tab PZ | 2016年12月 | IPX5/IPX7 | 10 |
LG Qua tab PX | 2016年7月 | IPX5/IPX7 | 8 |
京セラ Qua Tab KYT31 | 2015年7月 | IPX5/7 | 8 |
SONY Xperia Z4 Tablet | 2015年6月 | IPX5/8 | 10.1 |
Kindle Paperwhite | ー | IPX8 | 6 |
Kindle Oasis | ー | IPX8 | 7 |
ここ数年防水タブレットの発売は殆どありませんでしたが、2022年11月に最新の防水タブレットとしてシャープ製dtab d-51cがドコモから発売されます。
これまで一番新しかった防水タブレットはシャープが2020年に開発販売していたwifiモデルのSH-T01と、SIMモデルでドコモから販売されているdtab d-41Aだったので、これらの後継機種となります。
防水性能やデザインは同じで、一部内部スペックアップが行われています。dTabはドコモの不要でアンイストールできないアプリが大量にあることからSIMフリーかWi-Fiモデルが出てくることを期待しています。
タブレット自体の市場が縮小傾向あるのに加えて、日本以外では防水タブレットの需要が無いことが影響しているのでしょう。
防水レベルについて確認
防水レベル | 意味 |
IPX1 | 鉛直に落下する水滴から保護 |
IPX2 | 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴から保護 |
IPX3 | 散水に対して保護 |
IPX4 | 水の飛まつに対して保護 |
IPX5 | 噴流に対して保護 |
IPX6 | 暴噴流に対して保護 |
IPX7 | 水に浸しても影響がないように保護 |
IPX8 | 潜水状態の使用に対して保護 |
IPX9 | 高圧の水を用いて洗浄する時または、スチームを噴射して洗浄する時の水に対して保護する |
お風呂で日常使いする上では、シャワーの水がバシャバシャかかったりするのでIPX5以上が欲しいところです。
これまで2年以上私自身は少し古いファーウェイの防水タブレット「MediaPad M3 Lite 10 wp」を使ってきましたがOSはAndroid7ベースで古くセキュリティ観点からも好ましくないので、シャープのAQUOSタブレットSH-T01を使っています。
2年以上お風呂で使い続けた「MediaPad M3 Lite 10 wp」の防水性は完璧
個人的にお風呂で使える最強の防水タブレットの1つはファーウェイの「MediaPad M3 Lite 10 wp」だと思っています。
実際に2年半以上お風呂で使い続けていて、シャワーの水がバシャバシャかかっていますが、なんの故障や問題も無く使い続けてます。
使い方ですが、タブレットスタンドをお風呂の浴槽脇に置いた状態で使っていて、充電時だけお風呂の外に出す使い方をしています。
ずっと使ってきてる中で、タブレットをお風呂の中に水没させた事はありません。
使用自体にはなんら問題ないですが、お風呂の中でずっと使っているので、液晶画面に水垢がついたりするので、時々拭き取ってキレイにしています。
本当は、お風呂上がりに毎回バスタオル等で拭いてあげる方が良いのですが、防水性能も高いことに油断して放置してしまっています。
次にバッテリーの持ち具合ですが、1週間は充電しなくても使えています。
私の場合は、週末に充電して、毎日のお風呂で動画を楽しんだり、雑誌を読んだりしています。
ただ、充電時に使うUSB-C端子部分は防水用の蓋があるわけではないので、水滴の侵入があります。内部的には防水処理されているので問題なく使えているのですが、端子部分は長く使っていると錆びたような感じで変色してきます。
この辺は、USB端子を保護するキャップ等を使った方が良いですね。
arrows Tab F-02Kを試したけど、結局MediaPad M3に戻した経緯
初めてMediaPad M3 Lite 10 wpを買ったのは、2018年7月でした。
その後、2019年に一度手放して、防水タブレットのarrows Tab F-02Kをネットで購入して使いました。
防水タブレットをお風呂で使う便利さが気に入ったので、「MediaPad M3 Lite 10 wp」よりも解像度やメモリ量も多いスペックが高い防水タブレットが欲しかったからです。
さらに詳しく
arrows Tab F-02Kはドコモが販売した防水タブレットなので、現在購入するとしたら中古店からとなります。
ヤフオクやフリマアプリでの出品は少ない状況なので、買いたい場合はイオシスがオススメです。
しかし、いざ使ってみたら「MediaPad M3 Lite 10 wp」に比べて何故か動作が重かったり音の質が悪く、結局MediaPad M3 Lite 10 wpを上回る使い心地は得られず、2019年4月にAmazonでMediaPad M3 Lite 10 wpを買い戻しました。
今考えると、ドコモが強制的にプリインストールしていた余計なアプリ達が悪さをしていたのかもしれません。
「MediaPad M3 Lite 10 wp」 のデメリットは発売から時間が経過してOSアップデートが無いこと
「MediaPad M3 Lite 10 wp」が発売されたのは、2017年の6月で4年以上経過しています。
そのため、ハードウェアのスペックとしては防水防塵以外についてはどうしても見劣りしてしまいます。
ただ、毎日使っている中で古いからといって動作が重いという事は感じません。
私の使い方としては、動画視聴と雑誌を読むくらいで、ゲームはやらないのでそれが関係しているかもしれません。
あと、OSが古いのもデメリットです。
「MediaPad M3 Lite 10 wp」のOSは、2021年11月時点でAndroid7をベースとしたEMUI5.1です。
ここ1年以上更新がありません。
そのためネットに接続して使う上ではセキュリティ的には正直良くないです。
また、アプリの方もAndroid7はサポート対象外のOSなので今後使っていく上では不安です。
2022年時点で最強の防水タブレット「SH-T01」を購入して使ってみた
「MediaPad M3 Lite 10 wp」 に代わる防水タブレットとしてシャープのSH-T01を購入しました。
実際に使った詳細レビューは以下の別記事にて確認して頂ければと思います。
[レビュー]最新防水タブレットSH-T01をお風呂で使い続けた評価
SH-T01は2020年9月30日にシャープが発売したWi-Fiモデルの防水タブレットで、防水レベルはIPX5/IPX8と最高レベルでお風呂対応という表記もあります。
SH-T01は法人専用タブレットと謳われていますが、楽天やAmazonで買って個人で普通に使える商品です。
SH-T01と「M3 Lite 10 wp」を並べてみたのが、下の写真ですが、サイズとしては殆ど同じです。
SH-T01は発売当初のOSバージョンがAndroid10でしたが、最近Android11にアップデートすることが出来ました。Androidの最新は12ですが、防水タブレットとしてAndroid11が使えるのは貴重です。
SH-T01と同じ性能の商品としてドコモから販売されている「dtab d-41A」があります。
d-41AはSIMカードが使えるので、Wi-Fi環境以外でのネットに接続することが可能な一方で、邪魔なだけなドコモ関係のアプリが入っています。
私のようにお風呂で利用する人にとっては、SH-T01の方が使いやすいですし、楽天やAmazonで直ぐに買えるメリットもあります。
本を読むだけならKindle PaperwhiteとKindle Oasisもあり
ここまで防水タブレットについて紹介してきましたが、本を読むだけなら、AmazonのKindleも選択肢となります。
Kindle PaperwhiteとKindle OasisはIPX8と防水タブレットの中で、最強クラスの防水性能を誇っています。
YouTubeやNetflixといった動画は見れませんし、SNSも出来ませんが、本を読むだけなら1万円弱で買えるので検討してみると良いでしょう。